折り畳み自転車界でトップクラスの人気を誇るbirdy(バーディー)シリーズ。

今、豪華絢爛な仕様で発売されたカスタム済みのコンプリートモデル「birdy UD20」が注目を集めています。
ざっくり計算しても55万円は軽く超えそうな完成度。

birdy Standardをベースにカスタマイズしても、ここまで価格面と性能面でコストパフォーマンス良く
組み上げるのは難しそうです。

今回のブログは、希少になるのも納得なプレミアムモデル「birdy UD20」を深掘りして紹介したいとおもいます!

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◯もくじ
1. birdy UD20とは
2. スペックと価格
3. 注目のカスタムパーツ
①U design birdy F&R サスペンションセット
②Hubsmith 20インチハイポリッシュホイールセット
③JuinTECH セミ油圧ハイポリッシュR1ディスクブレーキ
④Shimano 105 11速ドライブトレイン
⑤オリジナルレザーグリップ&レザーサドル
4. 乗るのがもったいない……かも!?

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1.【birdy UD20とは】

birdy UD20は、90年代に一世風靡して今もなお衰えることを知らない人気折り畳み自転車ブランドのbirdyと、
birdyを製造する会社「Pacific Cycles(パシフィックサイクルズ)」内にあるエンジニアリングチームが
特別に開発するカスタムパーツブランド「U design(ユーデザイン)= UD」がコラボして生まれた特別仕様車です。

birdyのさらなるポテンシャルを引き出すため、U designがbirdy専用に開発して公式カスタムパーツにも
選ばれている前後サスペンションセットのほか、ハンドビルドが得意でクオリティーの高さと回転性能で
他社と一線を画すホイールブランド「Hubsmith(ハブスミス)」の20インチハイポリッシュホイールセット、

さらには比較的に若いブランドながら存在感が増している高品質ブレーキブランド「JuinTECH(ジュインテック)」の
セミ油圧ハイポリッシュR1ディスクブレーキの採用など、一つの記事にまとめて紹介するのが
勿体無いくらい魅力あるパーツがふんだんに使われています。

国内でわずか5台しか販売されないという事実に加えて、一般販売されていない仕様やカラーのカスタムパーツが
採用されていることも希少さを高める要因になっています。

 

 

2.【スペックと価格】
birdy UD20のスペックと価格は下記の通りです。

[仕様 / スペック表]
フレーム:birdy monocoque
フレームカラー:Galaxy Silver
ディレーラー:Shimano 105 11speed
シフター:Shimano SL-RS700
フリーホイール:Shimano 105 road 11-28T
ブレーキレバー:オリジナルブレーキレバー(ハイポリッシュ仕様)
ブレーキ本体:JuinTECH R1(ハイポリッシュ仕様)
ワイヤーセット:JAGWIRE
ホイール:Hubsmith(ハイポリッシュ仕様)
タイヤ:Continental CONTACT URBAN REFLEX
サドル:オリジナルサドル(レザー)
グリップ:オリジナルエルゴノミックグリップ(レザー)
付属品:PCI chain tensioner , bell
価格:462,000円(税込)

 

 

3.【注目のカスタムパーツ】

birdy UD20をワンランク上のビジュアル&走り心地にしている主なカスタムパーツは、前後サスペンション、
ホイールセット、ディスクブレーキ、リアディレーラー、グリップ&サドルです。

順番に見ていきましょう。

①U design birdy F&R サスペンションセット

まずはbirdy UD20のモデル名を冠するU design前後サスペンションセットについてです。

birdyのサスペンションは多くのサードパーティーの製品が存在しますが、Pacific Cyclesで唯一サスペンションの
公式カスタムパーツとして採用されるだけあって、U design前後サスペンションセットの信頼性は折り紙つきです。

ボディ素材に採用されるA7075は「超々ジュラルミン」とも呼ばれる高強度アルミ合金で、航空機やロケット、
スポーツ用品など高い強度と軽さが求められる分野で広く利用されています。

U designのフロントサスペンションは内部にエラストマーが封入できるようになっているため、
段差を降りる時の大きめの衝撃やアスファルトから拾い続ける細かい振動まで、腕に伝わるストレスを効率的に軽減してくれます。

U designフロントサスペンションのサスペンショントラベル(ストローク量)は街乗りでバランスの良い12mmです。


U designのリアサスペンションはフロントサスペンションと同様に、内部にエラストマーが封入される構造になっており、
リアサスペンションだけの特徴として、硬さの調整ができるようになっています。

調整方法はとても簡単。アルミボディ(正式にはショックリングハウジングといいます)を時計回りに回すと硬く、
反時計回りに回すと柔らかくなります。

リアサスペンションの硬さは走り方や体重によっても好みが変わるので、
色々な硬さを試してみるのも楽しいかもしれません。

U designのリアサスペンションがメインフレームに当たる部分にはステンレスプロテクションシートが
装着されているので、キズ予防になるのが嬉しいポイントです。

乗り手の体重を支えるリアサスペンションのサスペンショントラベルは、底付きする心配が少ない30mmになっています。

 

 

②Hubsmith 20インチハイポリッシュホイールセット
Hubsmithのホイールセットは、確かな品質の高精度ハブボディと日本の北日本精機株式会社が開発する
「EZOベアリング」で構成され、職人による100%ハンドビルドで組み上げられることで
スムーズな回転と高い剛性が実現されています。

birdy UD20に採用される20インチハイポリッシュホイールセットはHubsmithの「HS-Mantis A406-Birdy Spec ホイールセット」と
構成は似ているものの、カラーリングはもちろん実はリム形状までもが異なる仕様になっているのがポイントです。

 


リム形状は、通常の角ばった形ではなく、ハイポリッシュの輝きがより引き立つように丸みを帯びたデザインを採用。
面積の多いセミディープリムと相まって、足回りから光り輝く高級感を漂わせます。
Hubsmithホイールの特徴はまだまだあります。

 


スポークはストレートプル式を採用しているため、一般的なホイールに比べてスポークテンションと
ホイールの縦剛性が高く、スポークの折れにくさにもつながっています。

また、エアロ形状のスポークを採用しているため、ホイールが回転する際の空気抵抗で有利なほか、
スポーク面積が広がることによって通常のスポークには無い上質で高級な印象を与えてくれます。

そしてHubsmithホイールについて知っておいてほしいことがもう一つ。


ペダルを漕いだ力をハブボディー内部で受け止めるラチェットと呼ばれる部分にある、
3つの爪と9つの歯をもつ爪の設計で特許を取得しています。

一般的にラチェットリングの歯面(ノッチともいいます)は多ければ多いほどペダリングロスが少なくなり、
クロスバイクは18ノッチ、マウンテンバイクのミドルクラスパーツで36ノッチが多い中、
Hubsmithのホイールはこの特許技術によってハイエンドクラスに匹敵する48ノッチを実現。

9つの歯でラチェット部の負荷を均等化することでハブ自体の寿命を伸ばせるだけでなく、
ペダルを踏み込んだ瞬間に動力が伝わる「かかり」が速くなり、加速のレスポンスが向上するメリットにもつながります。

表面上は見えないけれど、ハブ内部の精度の高さ・日本製のベアリング・ラチェット部分の特許構造、
そして職人による手組みの技術がHubsmithのホイールセットにはたしかにあります。

これらの技術の下支えに加えて、通常の18インチではなく20インチにインチアップされたホイールを装着した
birdy UD20は、足回りの面での性能は万全です。

 

 


タイヤは信頼のドイツブランド「Continental CONTACT URBAN REFLEX 20×1.25」。
グリップ力が高い上に太すぎないし細すぎない。サイド面の反射材が夜のライドに安心感をもたらします。

見えない部分にまでこだわって作られたHubsmith 20インチハイポリッシュホイールセットは、
birdy UD20にとって究極の組み合わせなのかもしれません。

 

 

③JuinTECH セミ油圧ハイポリッシュR1ディスクブレーキ
JuinTECHのディスクブレーキ「R1」は、ロードレースやシクロクロスなどの過酷な環境でも安定した
パフォーマンスを発揮する、カスタムでも人気なアイテムです。

マウンテンバイクで要求される急激な減速力とは違い、どちらかというと速度コントロールがしやすく、
街中で扱いやすい操作感が特徴です。

ブレーキレバーからブレーキ本体までは一般的なスポーツバイクで使われるワイヤーで繋いで
コントロールするものの、JuinTECHのR1ブレーキ本体部分で油圧の力に変換する
“セミ油圧”タイプの構造になっています。

ブレーキ本体にあるツマミを回すことで簡単にワイヤーの伸びが調整できるのも特徴の一つです。


birdy UD20には、JuinTECHのR1ブレーキとして通常ラインナップでは販売されていない
特別なハイポリッシュカラーが採用されています。


ブレーキレバーは、眩しいくらいに光が反射するスペシャル仕様です。
コックピットとなるハンドル周りにカッコ良いアイテムがあると、サイクリングがより楽しくなりますよ。


ワイヤーには操作性と耐久性で評判が良いJAGWIREの製品が選ばれています。
当店では整備時にワイヤー内部をオイルチューニングするので、
ご納車する際にはブレーキ操作がとても軽いタッチになります。

「グリーンサイクルステーション こだわりの組み立て整備~birdy編~」

 

 

④Shimano 105 11速ドライブトレイン
シマノのギアはプロのロードレース選手も太鼓判を押すほど性能の高いコンポーネントです。


105のリアディレーラーは幅広いユーザーが活用していて、ギアチェンジした時の正確性と無駄のな
いデザインによるバランスの良い軽量性、壊れづらい堅牢性が選ばれる理由になっています。

 


シフトレバーはシマノ最上位のフラットハンドル用シフトレバーを採用しているため、軽量で操作性
も軽く、直感的で思うままの変速が叶います。

 


ドライブトレインとは直接関係ありませんが、折り畳んだ時にチェーンが外れることを防いでくれ
る「チェーンテンショナー」が標準装備されています。

 

 

⑤オリジナルレザーグリップ&レザーサドル
birdy UD20の全体的な高級感をグッと引き締めるのがブラックレザーのグリップ&サドルです。


エルゴノミック形状のグリップは長時間サイクリングをしても手が痺れたり疲れることが少なく、
ベタつく心配がほとんどありません。
※写真のグリップには汚れ防止にフィルムが巻いてあります。

ハンドルに工具でしっかり締め付けるロックオンタイプのグリップなので、使っていてグリップがク
ルクル回ってしまうこともありません。

 


一般的なレザーサドルは硬さにお尻が慣れるまでしばらくは辛抱……というケースがあるのですが、
birdy UD20に装着されているレザーサドルは標準的なサドルに近いクッション性があるため、
よほど形状が合わない場合を除いて違和感のない乗り心地が得られるでしょう。

レザー製のグリップとサドルが装着されているだけで、ノーマルのbirdyとは違う高級感が漂います。


ちなみにグリップ&サドルと同じく乗り手のタッチポイントになる重要なパーツがペダルです。
birdy UD20には、シールドベアリングの採用でスムーズに回転する「UNION」のシルバーペダルを装着。
クランクのシルバーカラーにもマッチします。

 

 

4.【乗るのがもったいない……と思っちゃうかも!?】

シルバー系のカスタムパーツ満載でラグジュアリーな雰囲気漂うbirdy UD20の紹介はいかがでしたでしょうか。

国内限定5台という希少なモデルではあるものの、スタンダードモデルのbirdy Standardをベースに
同じ仕様でフルカスタムするよりも格段に費用を抑えられ、上位モデルのbirdy Rと比べるとワンランクも
ツーランクも特別感のある仕様になっています。

birdyシリーズがここまで特別なパーツをたくさん使って仕様面でも費用面でも
お得なコンプリートモデルとして発売されることは少ないので、
今現在birdyや折り畳み自転車が気になっていてbirdyUD20を選択肢の一つに入れられるのは、
もしかしたらとても幸運なことなのかもしれません。

GCS(グリーンサイクルステーション)では1台しか確保することができなかったため、タイミン
グによっては完売してしまう可能性がございます。

インテリアにもなるくらい綺麗なモデルなので乗るのが勿体無いと感じてしまうかもしれませんが、
少しでもbirdy UD20に興味がございましたらお気軽にご質問、ご相談くださいね。

売り切れるまでは店内の一番スポットライトが当たる“特等席”にて展示してますよ~
birdyシリーズの試乗車一覧はこちらのページからご覧いただけます。

「グリーンサイクルステーション birdyシリーズ試乗車」

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