数あるミニベロの中でもトップレベルでスピード感あふれる走行が楽しめ、
独創的で美しいデザインと機能性を高次元で実現した
日本はもちろん、海外でも評価されるジャパニーズブランド「 Tyrell 」

今回は、改めてTyrellのご紹介と
Tyrellの中でもベストセラーモデルとなる「FX」
とエントリーモデルとなる「FXα」のご紹介させていただきます。
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目次
・ Tyrellとは
・「デザイン性」「実用性」を兼ね備えた、スラントデザインフレーム。
・ 2つのモデル「FX(2019)」と「 FXα 」の違いは?
・ FXα 折畳動画をとりました。
・ おわりに

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・「Tyrell」とは

「アイヴエモーション社」が作り出す、ミニベロ、フォールディングバイクブランド。

2004年に代表兼、デザイナーでもある廣瀬将人氏により
有限会社アイブエモーションが香川県に設立されました。

社名には廣瀬氏が尊敬するアップルコンピュータのジョナサンアイブからと
「I Have Emotion:感動を持って取り組んで行きたい」
というふたつの思いがこめられています。

そして、ブランド名となる「Tyrell(タイレル)」はPhilip.K.Dick原作の映画ブレードランナーに
登場するアンドロイド製造会社がその由来。

映画では 未来人間社会の行きすぎたテクノロジーにより生まれたアンドロイドがやがて
人間的な感情を求めてさまよい人間以上に人間らしく行動しようとするものでした。

こうした未来を先取りし研ぎ澄ましたリアルな感性を持ち続ける事、
人力のみで駆動するもっともエコロジカルでシンプルな乗り物である
自転車の機能性とデザインの中から、新たな価値観を生み出そうとしていることがタイレルの原点となり、
2005年、本格的な国内販売がスタート、発売時からGCSでも取り扱いを開始いたしました。

発売当初のロゴマーク


開発当初のプロトタイプモデル:コードネーム「PK1」

 

 

・「デザイン性」「実用性」を兼ね備えた
スラントデザインフレーム。

スラントデザインフレームは2本の細い傾斜(スラント)したパイプが
トップチューブを挟み込んでおり、

この印象深く、見る人をひきつけるうつくしく、スタイリッシュなシルエットは、
デザイン性だけでなく、ミニベロ独特のフレームワークを研究し、
ミニベロで弱くなりがちな長いヘッドチューブまわりの剛性を高めつつ、
フレーム全体の強度をアップしてくれています。

そして、走行性に関係するフレームジオメトリーについては、
トップチューブ等の低重心化を図りつつ、ホイールベースの寸法を最適化しており、

さまざまな視点から深く洞察し、クリエートされたミニベロフレームです。

また、スラントデザインは独自のフレーム形状により多くのパイプをつなぐ溶接個所があるのですが、
通常フレームの溶接部には、ゴツゴツとした溶接の痕が残るのですが
FXや上位モデルのFSX、CSIなどのモデルにはスムースウェルディングという溶接方法が採用されており
非常になめらかな美しい接合部分を実現しております。


ディテールにもこだわった溶接仕上げ

 

 

・ 2つのモデル 「FX(2019)」と「 FXα 」の違いは?

タイレルのベストセラーモデルとなる、折畳自転車には見えないルックスと
走りと軽さ、コンパクト性を兼ね備えた20インチ フォールディングバイク「FX」

FX は2018年までは、1モデルでの展開でしたが、
2019年より、「 FX(2019) 」「FXα(アルファ)」
の2モデルでの展開となります。

 

・Tyrell FX(2019)

従来のFXの流れをくみつつ、いままで通り
カスタマイズが可能となり、さらに付加価値を加えたモデル。

標準カラーとなる、
 
「せとしるべ ルビーレッド」と「ムーンリットブラック」は
美しく、耐久性に優れたペインティングで定評のあるカドワキコーティング社との
コラボレーションにより、実現したパウダーコーティングでの特別な塗装方法によるカラーとなり、
その発色の美しさ透明感光による表情の変化に徹底的にこだわり、
見る角度、時間、天候によって変化する透明感は、もはや比較対象が存在しないカラーリングとなります。
・カラーオーダーが可能です。
標準カラー以外をご希望の場合には
カドワキコーディング社によるパウダーコーティングにて
自分だけのオリジナルカラーのオーダができます。

※クラス2まで無料、クラス3からはアップチャージがあります。
※GCS店舗にはサンプルカラー台帳がございます

※関連リンク:Tyrell カラーサンプルサイト

・カドワキコーティングによるパウダーコーティングについて(動画)
※タイレルオフシャル動画

・パーツグレード、ハンドル形状の選択が可能
FX (2019)はオーナー様の用途に合わせて、
フラットハンドルorドロップハンドル(Di2ハブルホーンの選択可能)から選択可能となり、
コンポーネントはSimano社のTiagra・105・ULTEGRAなどからグレードを選べます。

・専任スタッフにより徹底した品質管理
FX(2019)おご注文後は完成するまでの間に各工程でかかわった専任のスタッフより
工程が完了ごとに検査証明書が発行され、オーナー様にお届けられまます。
ご納車までの経過を楽しめ、
オーナー様の所有する喜びを満たすサービスも、
「FXα(アルファ)」にはない、ワンランク上のプレミアムなFXとなります。

・モデル名 : FX (2019)
販売価格 :¥229,000~(税別)

※フラットバー、SimanoTiagra、フロントシングル仕様の価格です
※価格は仕様により変動します。

FX(2019)詳細仕様&仕様別価格表
・フラットハンドルモデル仕様&価格表
・フラットハンドルモデル仕様&価格表
・Shimano Di2(電動コンポーネント)仕様&価格表

・Tyrell FXα

現行のFXの性能はそのままに、仕様やカラー変更などの
カスタマイズよりも、コストパフォーマンスを重視するお客さまのために、
よりお求めやすい価格を実現したモデルとなります。

 
・モデル名:FXα(エフエックス アルファ)
・販売価格:¥175,000(税抜)

【仕様】
・フラットハンドル、1x9speed Shimano SORA R3000
・車体重量:9.5kg(ペダルレス)
・カラー:ペアイエロー&グロスブラック, マットブラック&グロスブラック、
ミラージュブルー&シルバーメタリック, パールホワイト&シルバーメタリック
      シルバーメタリック&マットブラック

  
 

・FXαスペック詳細

・FX(2019)との違いをまとめます。

  ・仕様はフラットハンドル1×9(シマノ SORA R3000)のみ(後々のカスタムは可能です)
  ・KADOWAKIパウダーコーティングを通常のリキッドペイント(アクリル焼付塗装)に変更。
  ・組立工程~梱包まで、台湾の工場で生産。
  ・カラーオーダー不可(5色のカラーラインナップより選択)
  ・コンポーネントの仕様変更不可
  ・構成パーツの違い


となります。


構成パーツの違いは主に下記となります。

1.クランク&BB:ホロ―テックタイプ ⇒ スクエアタイプ
 



2.ブレーキレバー&ブレーキキャリパー:shimano製 ⇒ TEKTRO製
 

 

3.チェーン :shimano製 ⇒ KMC製
 



4.付属ペダルの違い
 

5.シートポストセットバック無し(FX(2019)は2cmセットバック)
 

 

6.ホイール:AM-6(FX) ⇒ AM-3(FXα)
 

 

以上が、主な構成パーツの違いとなりますが、

これだけ見ると、グレードダウンモデルといった印象もあるかもしれませんが、
スクエアタイプのクランクも十分に高性能なクランクとBBが仕様されており、
AM-3ホイールもシールドベアリング仕様で申し分ない仕様、

つまりは、プレミアムな仕様ではなく
他の自転車メーカーと同じ水準で作られたモデルと考えていただければ良いと思います。
性能や仕上げでチープさを感じさせることはなく
コストを抑えてその分、価格も抑えられたモデルとなります。

 

 

・FXα 折り畳み動画を撮ってみました

 

 

・おわりに
FX(2019)はもちろん、
FXαも十分にTyrellらしいスピード感あふれる走りが楽しめるモデルです。

自分だけのカラーのFXに乗りたい!
よりスポーティにドロップハンドルにしたい!グレードの高いパーツにして、
フロントダブル仕様にし登坂力もあげて、ロングライドも楽しみたい
といった方はFXの選択になります。

GCSには

FX(フラットハンドル、フロントダブルSIMANO105仕様)と、


FXαの試乗車のご用意がございます。

営業時間内はいつでもご試乗、折り畳みの確認など可能ですので、
是非、タイレルを体感してみてください!

ご来店、おまちしております。

GCS@Say-G