SNSなどでも話題になっておりました、
全く新しい折り畳み自転車「iruka」が、ついに 2019年 5月末よりデビューとなります。

GCSでも取り扱いが決定しました、「iruka」をご紹介させていただきます。

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【目次】
・「iruka」(イルカ)名前の由来は?
・キャッチフレーズは「モバイル変身自転車」
・テスト走行してみました
・他の自転車との互換性もあり!積載用の3種類のオリジナルパーツ
・スペックと価格は?
・ブランドムービーの紹介
・入荷予定と試乗車について


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・「iruka」(イルカ)、名前の由来は?

ネーミングの由来は
「自由・知性・俊敏さの象徴となるイルカ、そしてそのイルカが海原を滑るように移動するさまと、
〝自転車iruka”が街を自由に走り抜けるさまを重ねてなずけられた」とのこと

見た目も同じ流線形でもbirdyモノコックと比べると柔らかな印象で、
ヘッドチューブの先にある鼻先のような突起からの
丸みを帯びた滑らかなカーブを描くフォルムは、イルカを連想させますね。

比較画像:同じ流線形でもbirdyはシャープな印象。

・キャッチフレーズは「モバイル変身自転車」

シーンに合わせて、走る、持つ、歩く、眠ると変形する4つのモードをご紹介します。

○第一形態「走る:RUNモード」

irukaのホイールサイズは、birdyやTyrel IVEと同じく
走行性と折畳サイズのバランスがよい18インチ(355)となり、
路面抵抗も少ない高圧のスリックタイヤ(SCHWALBE Kojak 18 x 1.25)が採用されております。

 

ブレーキは、機械式のディスクブレーキ、高速走行時の制動性と操作性も安心です。

ギヤ(変速)はフロントは56Tのシングルギア、リアには外装変速に
比べると重さはでてしまいますが、ワイドレンジで、走行音の静かさやメンテナンス性の良さに長けた、
内装変速、シマノAlfine8段変速(歯数は18T)が搭載されており、

トップギヤでのペダル一回転で進む距離は一般的なシティサイクル車の1.5倍以上にあたる
6.8メートルとなり平坦路での高速巡航から急な登り坂まで幅広く対応してくれます。

●第二形態「待つ:Waitモード」

キックスタンドではなく、
リヤフレームの固定を解除することで、
後輪をグルんと回し込むこめ、ワンちゃんのお座りのような状態で自立してくれます。

BromptonやTyrell IVE、リヤキャリア付きのbirdy モノコックシリースと同じスタイルです。

比較画像:同じ18インチのbirdy(リヤキャリア付)とTyrell IVE

・Tyrell IVE:

・birdy sports:

●第三形態「歩く:WALKモード」

BROMPTONやiveなどの様にリヤキャリアのキャスターをつかって転がすのではなく、

畳んだ状態で真横からみると前後輪の車輪が一つにみえるくらいぴったりにかさなるのですが
この同軸上にある前後輪をつかって転がすことができます。

ただ、前に進む分には問題ないですが、後ろ動かすとペダルがまわって地面にあたるので
バックすることはできないので注意が必要です。

●第四形態「眠る:SLEEPモード」

折畳時のサイズは78cm x H48cm x D35cmとなり、同じ18インチホイールの
折り畳み自転車の折畳サイズとくらべて高さが低く圧迫感もすくなくなり、
重心が下がる分、折畳時に倒れずらい安定感があります。

折畳時のサイズは人間が最も美しいと感じる比率といわれる
黄金比「1:1.6」に近いサイズになってるとのこと

※黄金比で有名なのは、モナリザ、ミロのビーナス
身近なとこでは、名刺、クレジットカードなども黄金比。

折畳時は基本的には横置きになりますが、電車輪行などの際にでできるだけ、
まわりの邪魔にならないよう占有面積を小さくしたい場合には、安定感はないのですが、
足などで挟み込む形で縦置きに可能です。

このときの地面に対して足となる部分は、フレームの一部と、
サドル後部に装着されている「カプラー」というパーツ。
こちらは後述する、オプションのiruCarryとiruCartを接続するアタッチメントなのですが、
縦置き時には、このカプラーが支えとして機能してくれます。

※カプラーはirukaに標準装備されております。

折畳サイズを同じ18インチのbirdyやTyrell IVEと比べてみます。

(メーカー公表値)
・birdy   : W72cm x H60cm x D34cm
・Tyrell ive :  W71cm x H59cm x D33cm
・iruka   : W78cm x H48cm x D35cm

irukaは横幅と奥行きはすこしありますが
高さは約10cmちかく、低くなります。

持ち運び:メーカー推奨の持ち方

注意点としては、持ち上げる際に
後輪を持つと車輪がまわるので、隙間に挟まって指をけがをするおそれがありますので、
最終スペックには、下記写真のように黒いプレートが後輪についていますが、必ず後輪は持たないようにしてください。
 

・テスト走行してみました。

メインフレームには大胆にな大きな切れ込み(スリット)があり
フロントフォークは片持ち・・・ハンドリングはフラフラしないの?
フレーム剛性は大丈夫?ちゃんと走る?と気になる点もあるかもしれませんが、

プロトタイプをテスト走行してみましたが、ハンドリングのふらつきや
大きくハンドルを切った時にも気になる癖もなく、安心で素直なハンドリング、
フレーム剛性も申し分なく、踏み込んだ分ロスなくしっかりと加速してくれます。

ワイドなギヤ比のAlfine8Sはスポーツ系の折畳自転車にも負けない
高速走行と登坂力もありますがただ、内装変速の分、
重量は11.9kg(ペダルとカプラー別)と軽量とはいえないところもありますが、
(※重さはブロンプトンM6R(12.2kg)に近いです)

irukaはスポーツ系ではなく、ブロンプトンと同じく街乗り:シティーコミューター、

走行スタイルや気分にあわせて簡単にハンドルポジションを調整できる可変式のステム、
走行時と停車時でも変速ができる内装変速のAlfine8Sは、シフトチェンジを気にすることなく
信号待ちなどで走り出すまでに軽いギヤにチェンジしておくこともできる点など
ストップ&ゴーの多い日常の街乗りには適しており、
安定した走行はミニベロ初心者の方も安心して走行を楽しめます。

・積載用の3種類のirukaオリジナルパーツ

①iruCart
 

前述の縦置きの時に足となったカプラーに
ワンタッチで取り付けができる、けん引する形となるコンパクトなトレーラー


全長80cmとなり、最大積載重量は15kgとのことですので
大型の荷物もそうですが、眠った(スリープモード)のirukaも載せて運ぶことができます。

メーカーTwitter:イルカート走行試験の様子(画像クリックで動画が見れます)


②iruCarry

 

シートポストにiruCarryを固定(クランプ)してサドル下のカプラーに
につりさげる形の着脱式のリヤキャリア「iruCarry」
荷台部分の全長は45cm、最大積載重量は5kg。

創業者の小林さんのTwitterにでていましたが大き目バックも大丈夫そうです。


③iruCatch

  

ハンドルポストにとりつけるバック用の着脱ホルダー

 
取り付け位置の調整で、さまざまなバックが取り付け(ひっかけ)できる。

上記、3つのオプションは、iruka以外の自転車にもサイズさえば、取り付けて使うことができます。
価格や発売日は夏頃の予定の状況なので確定次第、改めてご案内させていただきます。

・スペックと価格は?

価格:¥212,800(税別)
フレーム素材:A6061アルミニウム
カラー:シルバー(酸化皮膜処理)
ホイール径:18インチ
変速方式:内装8段
ブレーキ方式:機械式ディスクブレーキ(ローター径140mm)
重量(ペダル・カプラー除く):11.9kg
折畳サイズ:W78cm x H48cm x D35cm
適用身長:130cm~185cm(股下60-84cm)程度まで、
同荷重は100kg(荷物含む)程度まで推奨。

※より詳細の仕様は下記メーカーサイトで確認いただけます。
http://www.iruka.tokyo/overview/specs

 

・ブランドムービーの紹介

irukaが暮らしのパートナーとして行動を共にする全34シーンに渡って映し出したブランドムービー

・入荷予定と試乗車について
2019/6/2入荷しました!試乗車もご用意いたしておりまます。

営業時間内であれば、いつでもご試乗や折畳確認が可能ですので、
是非、「モバイル変身自転車」irukaをご確認いただければとおもいます。

ご来店お待ちしております!

GCS@Say-G