【使用工具】

スパナ/オープンレンチ等 15mm / 10mm

チェーンが伸びてしまうと、脱落や走行に支障が発生する要因となります。

後輪を現在の固定位置よりさらに後方へ移動させることで、チェーンを張ることで、たるみを改善致します。

後輪を固定しているナット A・B・C を緩めることで、ホイールの固定を解除し、
後輪を後方へスライド移動させる事が可能となります。

※年式により、ナットAが使用されていないモデルもございます。

ナットCをホイール固定に遊びができるくらい15mmのスパナで緩め、
ナットAを外す、もしくはナットBが動作できる程度に10mmのスパナでナットAを緩めます。

リアホイールがメインフレームに対して平行になるように注意しながら、
ホイール左右にあるナットBを交互に少しづつ増し締めし、
リアホイールを後方へ少しづつ移動させながら、センターのバランス調整を行います。

後輪を後方に引くことで、チェーンが張られます。
チェーンを指で押し少し反発する程度で、左右のナットCをフレームに完全固定致します。

許容以上にチェーンを張ってしまいますと、走行に支障をきたします為、ご注意ください。

ナットCを完全固定した後、ナットBを強く固定し、最後にナットAを固定いたします。
ナットAを固定した後は、ナットAを締め付けながら、ナットBをやや緩めます。

ホイールが進行方向に対して斜めになっている場合には、上記作業でナットBの左右バランスを再調整いたします。

許容を超える程度まで伸びきってしまったり、錆びついてしまった古いチェーンは、
新しいチェーンへ交換が必要となります。

※年式により長さが異なる場合がございます為、店舗へご相談ください。