ラインナップ

ルサドルについて

共に「街乗り、旅乗りを柱としたライフスタイル提案型サイクルショップ」をコンセプトとする韓国・ソウルのBAスポーツと日本・横浜のグリーングループ。
ル・サドルの誕生を語るにはまず、この2つのショップのそれぞれの代表、BAスポーツ代表D.K.CHOI氏とグリーングループ代表鈴木潤氏の関係から語らなければならない。
二人の出会いは2006年10月。「街乗り、旅乗りを柱としたライフスタイル提案型サイクルショップ」をコンセプトとする横浜のグルーングループの店舗を、アポイントもなくCHOI氏がBAスポーツのスタッフを引き連れ訪問した時にさかのぼる。そして翌年の6月にソウルで再会し、そこで初めて言葉を交わした二人だが、同じ感性を持つもの同士、言葉の壁を超えて、お互いの想いを共感するのに時間はかからなかったという。その時のことを鈴木氏は「当時、まだグリーングループのコンセプトが認めてもらえなかった頃に、日本ではなく韓国で僕と同じ考えを持つ人と出会えた。」と語っている。
その頃から、二人の親交は深まり、ほどなく韓国では質の高いイタリアンレザーが入手できることを知り、CHOI氏との共同開発でサイクルレザーアクセサリーの製作に着手し2008年4月にVIVICRAFT(日本名)の発売を開始。そんな中で、CHOI氏は鈴木氏に「今度、自転車のレザーサドルを作ってみたいと考えている。」と、大胆な告白をするが、その背景には老舗サドルブランド(BROOKS)の韓国での安定供給の難しさもあったという。
その一年後、2009年12月ソウルバイクショーに訪問した時、CHOI氏からブースの裏に呼び出され、そこで試作モデルのレザーサドルを見せられた。そしてCHOI氏の口からひとつの「決意」と感じられる「ここからは、鈴木さんのチカラが欲しい。」との言葉をもらい、二人の新たな挑戦が始まる。
ただ、二人の考えは一致していた。競技やレース目的ではなく、時速20km前後で街乗りや旅乗りを楽しまれる方々に愛されるサドルをつくろうと。
それらを求める方々に末永く快適にサイクリングを楽しんでいただけるためにはどうしたら良いのか
革の質や厚みに拘るものの、プレスする圧力や温度、成型する際の水分量や、レール部分の形状やリベット打ちなどは、アジアにはお手本となる工場や企業が無いなか、試行錯誤しながら半年が過ぎ、ようやくベースとなるサドルが完成した。その後はBAスポーツ、グリーングループの全スタッフによる試走テストと改良を何度も繰り返し2010年12月には鈴木氏の訪韓も7度目となっていた。
そして、2009年12月の試作品完成から一年以上の歳月を経て、BAスポーツのCHOI氏とグリーングループの鈴木氏の海を越えた二人の「魂」とも言えるLESADORが日本と韓国同時に発売開始される。

数世紀も前からイタリア・トスカーナの職人の間で大事に受け継がれてきたレザーのなめし技法、植物タンニンなめし。化学的処理に比べて数倍の手間暇がかかるこの技法によるレザーは、植物のエキスによってレザー特有の素晴らしい香りが引き出されます。また、月日を経るにしたがって、耐久性を保ちながら、独特の風合いや艶を増していき、味わい深く変化していきます。中でもこのトスカーナ地方で生産されるなめしレザーはヨーロッパ最高峰の品質を誇り、このレザーを使用したル・サドルは使い込むごとに柔らかく馴染み、時と共に一人一人にとってたった一つのサドルへと熟成されていきます。

ル・サドルでは全モデル5〜6mm厚の厚手レザーを贅沢に使用しています。耐久性に優れ、末永くお使い、お楽しみいただけます。

イタリア植物なめし本革組合(Consorzio Vera Pelle Italiana Conciata al Vegetale) による品質保証書

イタリア植物なめし本皮組合はイタリア・トスカーナ地方で中世から伝わる手法を守り、安定した品質の植物タンニンなめしレザーを供給しています。
その品質はヨーロッパ皮革の最高峰。
ル・サドルのサドルには1点1点ナンバリングされた、品質保証書が同封されます。

ー>イタリア植物なめし本革組合ウェブサイト

植物タンニンなめしレザーの生産工程

レザーの型抜き、浸水、プレス、鋲打ちといった工程を1つ1つ手作業で行います。職人1人が1日で製作可能な数は10個ほど。丁寧な仕事から生まれるル・サドルの革サドルは1つ1つ味わい深く手作りならではの豊かな風合いをたたえています。